~夜職から昼職へ!事務職へのジョブチェンジ~

転職のポイントを徹底解説します

~未経験からのキャリアチェンジ対談①~

【徹底解説】夜職から昼職へ!実際のところどうなの?

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コロナウイルスの影響により、まだまだ様々な業界が大打撃を受けています。

中でもキャバクラなどの、いわゆる”夜職”業界が受けた損害は深刻。

これを機に真剣に夜職から昼職への転職を検討された方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は企業で長年採用に携わってきたriricaさんに、一般的には難しいといわれている『夜職から昼職へのキャリアチェンジ』の全容についてインタビューしました!

今回はその第一回目になります(全4回)

 

 

 

くま:riricaさん、本日はよろしくお願いします。

ririca:よろしくお願いします

 

夜職→昼職へのキャリアチェンジの実際

くま:

夜職から昼職へのキャリアチェンジ、一般的には難しいと言われていますが、

実際のところどうなんでしょうか?

ririca:

結論からいうと可能です。

人それぞれの性格や、抱えている背景もあるので一概にはいえませんが、

長年人事関係の仕事に携わってきた関係で、夜職から昼職へ転向し、そのまま順調に生活を切り替えた人をたくさん見てきました。

 

くま:

おお!そうなんですね!では一般的になぜ難しいと言われているのでしょうか? 

ririca:

これも一概にはいえませんが、私個人としては「夜職出身者への差別」と「本人の自信のなさ」が原因になっていると思います。

 

昼職へのキャリアチェンジを妨げている2つの壁

くま:

差別・・・それは確かにありそうですね。夜職に限らず、性別とか、雇用形態とか

色んなことで差別してくる人がいますよね。

ririca:

残念ながらそうですね。

仮に採用担当者個人に偏見がなかったとしても、会社が古い体制だと受け入れられないこともあります。

ただ、ベンチャー企業やZ世代が立ち上げた会社ではそういったことはあまり見受けられません。

 

若い世代が中心となっている会社は人柄や実力主義の社風が多いので、過去の職歴は問われないんです。というか、夜職に対する偏見そのものがない世代でもあります。

 

くま:

Z世代いい感じ!

そうすると夜職から昼職への転向を検討している人にとっては狙い目?

ririca:

そうですね。

転職活動をする際はその辺から攻めていくのもアリだと思います。

ただ、古い企業でもしっかりとした価値観を持っているところもあるので、実際に履歴書を送って、面接して、自分で判断してみるのが一番いいですね。

 

くま:

なんか前向きになってきた!

ririca:

よかった!実際は少しずつですが日本の社会もよくなってきています。

ただ、そこで一番問題になってくるのが「本人の自信の無さ」なんです。

 

2つの壁のうちの1つ「本人の自信の無さ」とは?

くま:

自信の無さ??詳しく聞いてもいいですか?

ririca:

昼職へのキャリアチェンジを考えている本人が

「昼職に必要なスキルがない」とか「長時間労働は自分には無理」と決めつけてしまっているケースです。

 

実際には昼職でも活躍できるスキルを備えているにもかかわらず、です。

 

くま:

うむむ興味深い・・・もうちょい詳しく・・・

ririca:

私が接してきた中で、

「夜しかしたことがないから、昼でやっていく自信がない」という人が結構いらっしゃいました。

  

その背景には「夜に比べて低い賃金・長時間労働・生活環境の変化」があります。

その上でもっとも多いのが「パソコンが使えない、事務のスキル不足」という声です。

 

くま:

う~ん確かに夜の仕事に比べてお給料が安くて・・・

さらに長時間慣れない環境でパソコン使うってなるとハードル高いし、

デメリットしか感じられない・・・

ririca:

ですよね。でも昼の長時間労働って、慣れます笑

夜職出身の人ですぐに慣れた人をたくさん見てきました。やっぱり短時間労働であっても、過酷なんですよ、夜の仕事って。

 

理想の将来像を描くことで成功率UP!

くま:

そうかぁ…でもやっぱりお給料は安くなっちゃうよね?

ririca:

ん~そうですね…少なくなる可能性はあります。

でもここで思い出してほしいのが、『なぜ昼職へ転向しようと考えたか』ということなんです。

おそらく一番多い理由は「年齢的な限界を感じたから」とか「正社員として保証された生活を送りたい」ということだと思います。

 

最近ではコロナの打撃も受けましたしね。

  

くま:ふむ…

ririca:

確かにお給料は下がりますが、

長い目で見たときにご自身が理想とする、保障された生活は手に入れられると思うんです。それはお金には代えられない。

   

将来的に自分のお店を持ちたいとか、

保証云々よりもやりたいことにチャレンジしていくっていう起業家体質な人であれば、夢を追うために全力を尽くすのがベストだと思いますが、

そうでない人『保証の部分に重きを置きたい人』は、一度挑戦してみてもいいと思うんです。

 

 

くま:

自分が本当にやりたいこと、将来を見据えた選択をすることが大事なんですね!

ririca:

そうです。

それに、パソコンスキルの部分でいうと、ある程度勉強すれば誰でもできちゃうんですよ、パソコンって。

だってビル・ゲイツさんとかスティーブ・ジョブズさんとか
超頭のいい人たちが『誰でも使えるように』って設計されたのがパソコンなんで。

 

ここまで普及してるのも、誰でも簡単に使えるからなんですよね。

 

くま:

おっしゃるとおり!でもくまは事務仕事は苦手で・・・

できればパソコンとか使わない仕事をしていきたいなぁなんて

ririca:

それは甘いです(笑)というより損しますよ。

だって世の中のほとんどの仕事はパソコン操作が付随してきますから。

 

例えば独立してフリーランスとして活動していくにも、

ある程度のパソコンスキルは必須です。 

そしてそのスキルは案外、簡単に手に入れられる。

慣れてしまえば毎朝の洗顔より簡単にできるんですよ。

別のブログで紹介しますが、ちょっとした一工夫で

事務歴10年の人を追い越せるようなパソコンスキルを手に入れる!

なんてことも可能なので、勉強して損はないはずです。

 

 

くま:

10年の人を・・・?怪しすぎる。

ririca:

私個人の実体験に基づく話ですよ・・・まぁその話は別の機会に笑

 

くま:

おっけーです!!ではちょっと休憩をはさんで、次は

「夜職の人が昼職で活かせるスキル」について話を聞いてもいいですか?

ririca:

ぜひ!ちょっと甘いものでも飲みたいですね。この辺にいい店ありますか?

 

くま:小鳥の丸焼きを食べれる店があるんで案内しますよ!